約 1,288,383 件
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/1802.html
おち扇│和│天部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi2/maki-1518.htm
https://w.atwiki.jp/junretsuwago/pages/1495.html
辞書 品詞 解説 例文 漢字 日本国語大辞典 名詞 (「お」は接頭語)① 「乳」「乳汁」をいう、尊敬・丁寧語。おちち。 ※たまきはる(1219)「御ちをまゐらせんと、御ちの人のあきたげに思たるまでいひそそき」 御乳 ② 「おちのひと(御乳人)」の略。 ※私聚百因縁集(1257)九「其の故は乳母(ヲチ)なんとか云ふ事を聞けは」 広辞苑 名詞 「おちのひと」の略。 御乳 大言海 名詞 (一)乳ノ、敬語。 「御乳ノ人」 御乳 (二)御乳の人ノ略。メノト。オンバ。 丹波與作(寳永、近松作)上「御乳ノ育テノ難ニナレバ、女デコソアレ、乳母ハ腹ヲ切ラネバナラヌ」 検索用附箋:名詞食物名称 附箋:名称 名詞 食物
https://w.atwiki.jp/zombiestory/pages/72.html
僕はその日、地方から修学旅行で東京に来ていたんだ。 地元を出てくるときは、みんなわくわくしていた。高層ビル、流行の服、 街行くテレビタレント、TDL・・・。 最後のは東京じゃないけど、僕らの地方から見れば、浦安も東京も大して変わりは無い。 でも、楽しみにしていた修学旅行が、まさかあんなことになるなんて。 日程の最後の日、僕達は新宿のあるホテルに宿泊することになった。 どういうわけか日本中で暴動事件が起きて、先生から外出禁止と言われた。 でも、せっかく東京まで来て、ホテルに閉じこもりっぱなし、なんてのは御免だった。 ホント言うと、僕はどうでもよかったんだけど、友達の隆と和也に誘われて断れなかった。 仲間はずれにされるのが嫌で、僕は二人といっしょにホテルを抜け出した。 ところが、ホテルを出たのは失敗だったのかもしれない。 歌舞伎町に行って、ゲーセンで遊んでいたら、 外から怒鳴るような大きな声が聞こえてきた。 すごく気になったんだけど、隆と和也がゲームに夢中になっていたから、 僕は二人に言い出せなかった。 そうしたら、奴等が店に入ってきたんだ。 奴等は自動ドアを抜けると、UFOキャッチャーのところにいたお客さんに 突然噛みついた。店内に悲鳴がこだまして、隆と和也も声が上がったほうを見た。 「やばいよ、逃げようよ」 僕は隆と和也に言ったけど、何かのイベントだと思ったのか、隆は 「おい、カメラはどこだよ?」 とか言ってる。お客さんたちも遠巻きに見ていた。僕も、東京ってこんなもんなのかな、 とか思っていたけど、噛まれている人は演技とは思えないような声を出してるし、 傷口から噴き出している血も本物にしか見えなかった。 これは本当の出来事なんだろうか、なんて思っていたら、どんどん奴等が ゲーセンに入ってきて、やっぱりこれはただ事じゃないと思った。 和也の「逃げろ!」という合図とともに、僕達は反対側のドアに向かって駆け出した。 でも、みんな考えていることは同じなんだね。他のお客も同じ方向に走り出した。 自動ドアの前で押し合いへし合いしているところに、奴等が襲いかかってきた。 僕達はなんとか外に出ることができたんだけど、 後ろからは聞いたこともないような絶叫が聞こえてきた。 外に出たら出たで、すごい混乱が起きていた。人の波があっちからもこっちからも 凄い勢いでぶつかり合って、どっちに逃げればいいのか全然わからない。 しかも、僕達には土地鑑も無い。パニクっててホテルがどっちにあったのか なんてこともわからなくなってる。 人の波に飲み込まれながら、流されるままにデパートに逃げ込んだ。 まだ逃げ込もうとしている人がいるっていうのに、誰かが防火シャッターを閉めた。 外からシャッターを叩く音がしてすごく罪の意識を感じた。でも、逃げ込んだからって 助かるとは限らないんだよね。みんな、地上の出入り口、しかも、シャッターが閉まった 正面玄関しか気にしてなかったんだけど、そのデパートって、私鉄系で、 地下に駅があるから、地下から階段を使ってデパートに入ることができたんだ。 入り口に固まっている人間に、奴等が後ろから襲いかかってきた。 僕らはたまたま最後のほうで逃げ込んだから、シャッターに近い位置にいたんだ。 背後から叫び声が上がって振り向くと、奴等が何人もいて、人間を襲っていた。 僕らは再び逃げ出した。先を走っていた隆が何かにつまずいて転んだ。 隆の目の前には、口から血を流してうつろな目をしている暴徒、 いや、それよりもゾンビって言ったほうがいいのかもしれない。 とにかく、そいつが隆に覆い被さり、いきなり首筋にかぶりついた。 スローモーションの映像が目の前で流れたような気がしたけど、 実際にはほんの一瞬の出来事。僕に手を伸ばして助けを求める隆。 でも、和也が「やめろ! あきらめろ!」って僕を引っ張ったから、 僕は隆を置いて、その場に背を向けて逃げてしまった。 和也が僕の手を引っ張り、奴等が上がってきた階段を駆け降りる。 地下には交番があった。でも、すでに警官はいなかった。 「和也、待ってよ、どこに逃げるんだよ!?」 そう聞くと、和也は立ち止まり、ガラスでできた目の形をしたモニュメントが 張り付けてある壁に僕を叩き付けた。 「俺にだってわからねえよ! とにかく、一旦地上に出ないとわけがわからない」 「みんなと同じように、デパートの上の階に逃げようよ」 「おまえ、馬鹿か。こんなところに篭城したって、結局逃げ場がなくなって 食われるのがオチなんだよ。こういうときは、逆方向に逃げたほうがいいんだって」 そう和也は言うんだけど、僕は逃げている人達といっしょにいたかった。 僕は平均的日本人。みんなと同じ服を着て、流行を追いかける。 みんなと一緒じゃないと安心できない。 だけど僕は、和也の言う通りにした。和也に見捨てられたくないから・・・。 長い通路を抜け、都庁の前を通って突き当たりの中央公園に僕たちは逃げ込んだ。 急に人口密度が減ったみたいだ。噴水のある広場を抜けて、奥へと入っていった。 動物の形をした遊具に座り込んで 「隆、死んじゃったね」 と思わず僕がつぶやくと、和也が怒ったように言った。 「どうしようもなかっただろ! 助けに行ってたら、俺もおまえも あいつらにやられてたんだぞ! おまえ、死にたいのかよ!?」 僕は、和也の剣幕に、そんなことはないけど・・・、としか言うことができなかった。 突然、草むらがガサガサっと動いた。僕らはびっくりして身を引いた。 草むらから出てきたのはホームレスのオジさんだった。 よかった、人間だ、と僕は思ったんだけど、甘かった。 「てめえら、うるせえぞ。奴等に気づかれるだろ! よそ者は出て行け!!」 かすれるような声で、僕らはホームレスの糞じじぃに責められた。 食いつかんばかりに向かっていこうとする和也を止めて、僕らは来た道を戻った。 「てめぇらこそよそ者じゃねえか、この乞食!!」 とあらん限りの声で(というか虚勢を張って)、和也は捨て台詞を残した。 冷静に考えれば、こんな囲いも門も無くて誰でも自由に出入りできる公園に 逃げ込んでも、先が見えている。あの乞食もいずれ奴等に食われてしまうと思うと、 幾分、溜飲が下がった。僕が思っていたことをそのまま口にすると、 和也は「違いない」と言って笑った。 僕らはまた噴水広場を抜けた。 信号待ちしているときには、もう辺りが薄暗くなっていた。オフィス街には 意外なほど人がいない。人を見かけたとしても、奴等かもしれないからうかつに 声もかけられないんだけど。 馬鹿正直に信号が変わるのを待っていた。でも、車なんてたまにしか通らない。 信号は無視してもいいんだってことに気がつかなかった。 道路を渡りきると、歩道橋の影で倒れている人を看病している人がいた。 僕は声をかけようとしたら、和也に止められた。 でも、やっぱり声をかけた。僕の声に振り向いた女性は、 口に血のしたたる肉をくわえているのが、暗がりでもわかった。奴等の仲間だ。 逃げようとしたら、和也が僕の足に引っかかって倒れた。 その女は倒れた和也に近づいてきた。和也は腰が抜けたみたいで 立つことができずに、「ヒーッ!」と情けない声をあげて、地面を這いずっていた。 僕は、金縛りにでもあったみたいに動けなくなっていた。 和也がつかまる瞬間をただ見ていることしかできなかった。 「ウギャァーーーッ」 まさに血も凍るような絶叫が和也の口からほとばしった。 その声で僕の金縛りが解けた。僕は、和也を置いて逃げた。 隆を置いて逃げたときのように。 「ーーーーッ! ーーーーッ!」 と、和也は僕の名を必死に叫んだが、僕は振り返らなかった。 死にたくなかったから。 僕が逃げる方向には都庁があった。東京のシンボルは力強く感じた。 そこに行けば助かるような気がした。でも、玄関の扉の内側には すでにバリケードが築かれてた。僕は何度も何度もドアを叩いて、 「入れてください!」 と叫んだけど、誰も僕の声に気づかないか、僕を入れるのを拒んだ。 散々叫ぶと、通路のほうから何人もの人間がこっちに向かって歩いてくるのが見えた。 歩いて? 奴等だ! 僕はまた逃げ出した。惨めな気持ちになって泣きたくなった。 また道路を渡って中央公園に入らずに右に曲がって真っ直ぐ走った。 二百メートルもいかないうちに、大通りに出て、それを今度は左に曲がった。 右に曲がったらまた歌舞伎町に逆戻りだからだ。 通り沿いには店がいっぱいあったけど、ほとんどの店のシャッターが閉まっていた。 だけど、一軒だけ、僕を受け入れてくれた店があった。ちょっと大きな雑貨屋さん、 いや、ホームセンターって言ったほうがいいのか、とにかく、そんな店だった。 自動ドアの電源は切られていたけど、中で人が動いているので、僕はドアを バンバン叩いた。ちょうどバリケードを作っていた最中だったらしく、 ドアを開けて、僕を店内に引きずり込んでくれた。 僕は座り込んでとうとう泣き出してしまった。今までのことが全部頭に甦ってきた。 目の前で奴等に食われてしまった隆、僕の足につまづいたせいで噛みつかれた和也、 どうにもならなかったとはいえ、「どうにもならなかった」と誰かに言われたとしても 気分は晴れない。 泣きじゃくる僕に、優しそうなオジサンが、温かい缶コーヒーをくれた。 少し、気分が落ち着いた。 「大丈夫か」 そんな言葉をオジサンからかけられて、ホッとした僕はまた泣いた。 落ち着いた僕が今までの話をすると、「うん、うん」とうなずきながら聞いてくれた。 「そうか、修学旅行であのホテルに泊まっていたのか。 今、電話をかけてやるから、ちょっと待ってろ」 オジサンが電話をかけに行った。 電話なんていう文明の利器があることすら忘れていた僕だった。 受話器を耳に当てているおじさんの表情がだんだん険しくなっていく。 一分ほどしたら、受話器をガチャンと電話に戻した。僕を見て首を振っている。 そうだ! 電話っていう手があったんだ! 僕は、今まで存在を忘れていた携帯電話を取り出し、 同じクラスの勇二にあてて短縮番号をプッシュした。 「だ、だれだ、お前は!!」 それが勇二の第一声だった。僕は自分の名前を告げて、大まかな状況を伝えた。 もちろん、隆や和也のことも・・・。 「・・・そうかぁ。こっちもたいへんだよ。廊下を変な奴等が徘徊してる。 いきなり噛みついてきて、・・・何人も食われちまったよ。先生もダメだった。 義明も腕ぇ噛まれて、今、ベッドで寝てるよ。とにかく、部屋から一歩も出れない」 ホテルのフロントに電話をかけても、誰も出ない理由がわかった。 そんなことだろうとは思っていたけど。 また明日携帯に連絡入れるから、と言って、僕は携帯を切った。 一夜が明けた。バリケードの隙間から外を見ると、 奴等がいっぱい動いているのがわかる。動きに特徴があるから、すぐにわかる。 肌の色も変だし、なんといっても、たいていの場合、血で汚れている。 いったい、奴等はどこから湧いて出たんだ? どんなに考えても答えは出ない。 暴動とかそんなんじゃないことは、わかっている。人を噛み殺す奴等が、 急に増えるなんて話を、誰が信じるっていうの? 例えば、奴等が吸血鬼だとかゾンビだっていうなら、こんなふうになっちゃったことは まだわかる。でも、そんなのがいるなんてのはあくまで映画やテレビの中の話でしょ。 小学生の子どもなら信じるだろうけど、さすがに僕は映画と現実の区別ぐらいつく。 じゃぁ、この現実はいったい・・・? いくら考えてもわからない。 「おい、学生のにいちゃん、テレビで事件のこと、やってるぞ」 オジサンが僕をテレビの所に呼んだ。 十四インチ型のテレビから流れる情報によると、奴等は伝染病患者らしい。 狂犬病とかの類と言ってた。でも、放送の最後、アナウンサーの言葉を聞いて、 僕はトンカチで頭を殴られたような気がした 「・・・なお、伝染病患者によって傷を受けた場合、 かなりの確率で感染しますので、ご注意ください」 ・・・遅いよ、遅過ぎるよ。なんで今ごろ、そんなことを言うのさ。 噛まれると病気が伝染する・・・。隆も和也も今ごろは・・・。 あ、義明は!? 勇二と同じ部屋にいて、ベッドで寝ているって・・・。 僕は急いで勇二の携帯に電話した。 誰も出ない。発信音だけが鳴り続け、むなしくなってきた。 知っている限りの番号に連絡を入れたけど、結局、誰も出なかった。 電波の届かない所にいるのかも、と思い込もうとしたけど、 それは自分を騙しているにすぎないと自分でわかっていた。 ホテルの部屋からは一歩も出れないはずだし、 しかも、昨日はちゃんと電波が届いていた・・・。 無駄に日にちだけが経っていった。僕が何かをしたところで、何も変わりそうにない。 店内の大人達と交代で、入り口の番をするくらいしかやることが無い。 やること、できることが極端に少なくて、僕は恐ろしいほどの無力感に襲われた。 三日四日五日と経って、神経が疲れてきた。伝染病患者は日に日に数を増していく。 逆に、感染していない人はどんどん減っているはずだ。 すでにテレビの放送も無くなって、何の情報も得られなくなった。 携帯からネットにつなげても、全然更新がされてなくて、 そのうえ、暴動が起こる前のページをうっかり覗いてしまい、 「ヤッホー! \(^▽^)/」だの「(゚д゚)ウマー」だの「(・∀・)イイ!!」だのという 顔文字が目に入ってきてすっかり鬱になってきた。 何が (・∀・)イイ!! だよ。全然よくないよ。 そんなわけで、鬱がだんだんひどくなり、気力が抜けかえっていった。 何もする気が起きない。頑張ろうなんて気もさらさらなかった。 だいたい、いったい何を頑張れっていうの? 大人達は、それでも生き残りをかけて毎日のように策を弄していた。 誤字じゃないよ。「策を練る」でも「策に労する」でもない。 僕には「弄してい」るようにしか見えなかった。 一度オジサンに 「もうだめだよ」 と素直に言ったら、 「諦めるのはまだ早いぞ。にいちゃんは疲れ過ぎなんだよ。 見張り、代わってやるから、向こうで少し休んでろよ」 と優しく言われちゃった。だから、違うんだよ、オジサン・・・。 それからは、勘違いした言葉をかけられないように、 一応、頑張る振りだけはしておいた。前向きな言葉を選んで言うようにした。 でも、ここに逃げ込んで以来、心はずーっと後ろ向きのままだ。 本当は、「もうやめようよ」と大声で言いたかった。でも、そんなことを言ったら、 また優しい言葉で慰められるのがオチだって、僕にはわかっていた。 鉄砲があったら自殺していただろう。 でも、ここにはそれすらない。 僕が入り口の見張りを担当しているときだった。 大人たちは裏の部屋で作戦会議をしていた。また策を弄しているのか・・・。 ふと外を覗くと、向こうの方から、僕の学校の制服を来た伝染病患者が歩いてくる。 よく見ると、それは隣のクラスの奴だった。その横にもその後ろにも 制服を着た奴等がよろよろと歩いている。名前は知らないけど、 顔だけは知っている、うちの学校の生徒たちだった。 僕は、そーっとバリケードをどかし、ドアをあけて外に出た。 僕は平均的日本人。みんなと同じ服を着て、流行を追いかける。 みんなと一緒じゃないと安心できない。 仲間はずれは嫌なんだ。 優しいオジサン、ごめんね。でも、僕の居場所は、ここじゃなくてみんなの所なんだ。 痛かったり死んだりするのは嫌だけど、仲間はずれはもっと嫌なんだ。 みんなは外を歩いているのに、僕だけこんなところで息をひそめているのは苦痛なんだ。 こんな思いをするのなら、みんなといっしょに行動したほうが幸せだよね。 僕はよろよろと歩いているみんなに近づいて行った。 ―――――――終わり――――――
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/8083.html
このページはこちらに移転しました おちんちん 作詞/305スレ81 ひゃあああぁぁぁあっぁぁぁあああああああ そこはぁ゙ぁ゙ぁ゙あああああああああああああああああ らめえぇええええぇぇぇぇえええええええええええ ふぅ・・・
https://w.atwiki.jp/hengtouhou/pages/216.html
v2.0.0 概要 職業特技 耐性など その他 攻撃回数 基礎スペック 魔法領域適性 「読心」と「想起」について 「想起」スペルのレベル・MP・難度 技能適性 雑感 概要 ユニーククラス(一覧) 種族:妖怪 職業:怨霊も恐れ怯む少女(Satori) あなたは地霊殿の主の覚(さとり)妖怪です。 嫌われ者が集まる地底においても一際嫌われており、 普段は外に出ることすらなくペット達に囲まれて暮らしています。 あなたは胸の第三の目で他者の心を読み、他者のトラウマを刺激して精神を攻撃し、さらには読んだ心象を現実に再現する特技を持ちます。 ただしこれらの特技は精神を持たない相手に対しては全く無力です。 あなたの身体能力は妖怪としてはかなり低いので戦う相手と戦略は慎重に選びましょう。 レベルが上がると壁の向こうの敵を感知し、さらに混乱・恐怖・狂気に対する耐性を得ます。 職業特技 威力はレベル50, 魅力40時の値 Lv 技名 消費 関連 威力 (魅力50時) 詳細 1 読心 0(MP) 知能 調査+敵の魔法を記憶(精神を持つ敵のみ) 1 想起 不定(MP) 知能 読心で記憶した敵の魔法を使用する。 16 テリブルスーヴニール 20+(level-16)(MP) 賢さ 損傷 300(400) 視界内精神攻撃。アンデッド特攻・精神を持たない敵には無効 20 残留思念解読 10(MP) 知能 (v1.1.85追加)アイテムの大まかな価値を判定する。レベル30以上で通常の鑑定と同じ効果になる。 32 恐怖催眠術 50(MP) 知能 (v1.1.61追加)恐怖している隣接モンスター一体を強制的に配下にする。通常の精神を持たないモンスターとクエスト打倒対象モンスターには効果がない。ユニークモンスターやパラメータが特殊なモンスターはこのフロアのみの配下になる。 40 ブレインフィンガープリント 72(MP) 魅力 損傷 不定 (v1.1.61追加)視界内全てに精神攻撃を行う。相手の体力が減っているほど効果が高い。アンデッドに効きやすく、ユニークモンスターや力強い敵には効きにくく、通常の精神を持たない敵には効かない。 ブレインフィンガープリント ダメージ詳細 対象がすでに受けているダメージ(HP減少量)に応じた威力になる。 HP減少量 威力 3000 ダメージ/2 3000-7000 1500+(HP減少量-3000)/4 7000 2500+(HP減少量-7000)/6 最後に +(魅力補正値)*8 加えて、以下の条件でダメージが補正される。 条件 補正内容 アンデッド 2倍 ユニーク、準ユニーク 1/2倍 力強い 2/3倍 耐性など 妖怪の持つ耐性等 破邪弱点33% に加え、 混乱耐性(10) 恐怖耐性(20) テレパシー(25) 狂気耐性(40) その他 精神をもつ敵から隣接攻撃を受けたとき、ACに(50+知能)のボーナスが追加されて命中計算される 盲目状態だと特技が使えない 視界内にトラップがあると即時発見できる 古い城での報酬は★帯魔力ペンダント 攻撃回数 num wgt mul 3 100 3 基礎スペック HD 腕力 知能 賢さ 器用 耐久 魅力 解除 魔道 魔防 隠密 探索 打撃 射撃 MP 経験 スコア 14 -1 6 5 -2 -1 -6 13(12) 25(12) 36(12) 4(0) 33(1) 47(12) 40(20) A +50% 72% 魔法領域適性 無し 「読心」と「想起」について 「読心」で周囲の敵の魔法を(3+レベル/7)種類記憶し、「想起」で発動する。 「テレパシーで感知できない」敵は読心の対象にならず、「まれにテレパシーで感知できる」敵は1/2の確率でしか対象にならない。 想起する判定レベルは自分のレベル*1.5として扱われ、またレベル45以降は「力強い」フラグがあるものとされる。 フロアを移動したり記憶消去を受けると記憶した魔法はリセットされる。 「想起」スペルのレベル・MP・難度 全ての「想起」スペルの関連能力は知能。知能を上げると失敗率が下がる。 消費魔力減少、魔法難度減少の効果も受ける。 + ボルト、ビーム 名称 レベル MP 難度 弾幕 1 2 20 マジック・ミサイル 1 1 20 射撃 5 4 20 サンダー・ボルト 8 6 30 アシッド・ボルト 9 7 30 アイス・ボルト 9 6 30 ファイア・ボルト 10 8 30 ウォーター・ボルト 18 16 60 地獄の矢 20 17 55 極寒の矢 20 16 70 音符のボルト 20 16 50 聖なる矢 23 16 55 魔力の矢 23 18 75 レーザー 25 24 55 プラズマ・ボルト 27 21 65 光の剣 32 30 70 大型レーザー 40 64 90 ファイナルスパーク 45 96 80 + ブレス 名称 レベル MP 難度 酸のブレス 15 20 50 電撃のブレス 15 20 50 炎のブレス 15 20 50 冷気のブレス 15 20 50 ガスのブレス 20 20 50 プラズマのブレス 20 25 50 アクアブレス 20 25 55 閃光のブレス 25 25 60 暗黒のブレス 25 25 60 遅鈍のブレス 25 25 55 重力のブレス 25 25 55 核熱のブレス 25 30 60 地獄のブレス 27 25 60 衝撃波のブレス 28 25 60 カオスのブレス 30 25 60 劣化のブレス 30 25 60 時間逆転のブレス 30 30 60 破片のブレス 30 25 60 聖なるブレス 30 30 70 分解のブレス 30 30 60 魔力のブレス 32 30 70 地獄の劫火のブレス 35 30 75 因果混乱のブレス 35 35 70 波動砲 45 45 80 + ボール 名称 レベル MP 難度 悪臭雲 5 5 30 アシッド・ボール 18 12 50 サンダー・ボール 16 11 50 ファイア・ボール 18 13 50 アイス・ボール 16 11 50 竜巻 27 24 60 地獄球 27 27 60 気弾 28 25 60 純ログルス 28 24 75 ウォーター・ボール 29 24 65 原子分解 32 32 80 破邪の光球 32 25 70 炎の嵐 36 60 85 氷の嵐 36 60 85 雷の嵐 36 60 85 酸の嵐 36 60 85 毒素の嵐 35 48 75 汚染の球 36 38 80 ロケット 36 30 70 メテオストライク 36 50 85 閃光の嵐 40 40 85 暗黒の嵐 40 40 85 メイルシュトロム 40 48 85 空間歪曲 42 35 85 魔力の嵐 45 50 85 ホーリー・ファイア 48 80 75 ヘル・ファイア 48 80 75 + 呪い系 名称 レベル MP 難度 魔力吸収 10 5 50 脳攻撃 15 16 55 精神攻撃 20 10 60 軽傷の呪い 3 2 25 魔除けのまじない 3 2 25 重傷の呪い 9 5 30 聖なる言葉 9 5 30 致命傷の呪い 15 8 35 退魔の呪文 15 8 35 死の言霊 25 12 40 破邪の印 25 12 40 破滅の手 40 36 85 コズミック・ホラー 40 32 80 + 召喚 名称 レベル MP 難度 アリ召喚 20 30 60 虫召喚 20 30 60 モンスター一体召喚 25 20 60 妖怪召喚 25 30 60 動物召喚 27 30 60 アンデッド召喚 27 26 60 救援召喚 30 36 70 悪魔召喚 30 36 70 ドラゴン召喚 30 40 70 ヒドラ召喚 32 48 70 モンスター複数召喚 35 40 80 ハウンド召喚 35 60 80 天使召喚 36 48 70 神格召喚 38 50 80 上位アンデッド召喚 40 80 80 上級悪魔召喚 44 85 85 古代ドラゴン召喚 45 90 85 サイバーデーモン召喚 45 100 90 アンバーの王族召喚 50 120 90 ユニークモンスター召喚 50 100 90 + 状態異常 名称 レベル MP 難度 恐慌 5 3 30 盲目 8 4 30 混乱 10 5 40 減速 12 5 40 麻痺 15 5 40 記憶消去 15 6 40 + テレポート系 名称 レベル MP 難度 ショート・テレポート 3 3 20 テレポート 12 10 30 テレポート・アウェイ 20 16 30 テレポート・バック 24 20 50 隣接テレポート 25 15 50 視界外隣接テレポート 35 25 70 + 補助その他 名称 レベル MP 難度 叫ぶ 1 1 10 警報+加速 5 5 20 ライト・エリア 5 3 20 トラップ 5 3 20 魔力消去 24 25 70 治癒 32 36 80 加速 35 30 70 *破壊* 40 36 70 無敵化 47 100 90 ザ・ワールド 48 255 90 技能適性 格闘 盾 騎乗 二刀 投擲 E D D E D 短剣 長剣 刀 鈍器 棒 斧 槍 長柄 弓 機械弓 銃 C D D D D D D D D D E 雑感 原作STGのように目の前の敵の心を読んで魔法を再現して戦う。 魔法の威力は自分のレベル依存なので、最序盤はその辺の雑魚妖精の弾幕を想起していれば十分に戦える。 モンスター魔法は全体にコスパが良く、自身のMPもハイメイジ並に高いので継続戦闘能力は低くない。 それでも不安なら「魔力吸収」を持つ配下を妖魔本に入れておけば便利。 レベル25-40くらいの中盤は強い魔法が使えず火力不足に悩まされるかもしれないが、 強い武器があればいっそ両手持ちして殴りかかるのも一手。種族が妖怪なので肉弾戦も案外いける。 終盤は各種元素属性の嵐、無敵化、治癒などが使えるようになり鬼神の強さである。 特に最終ボス戦ではその辺を跳ねまわっているqシンボルからある魔法を教われば拍子抜けするほどあっさり勝ててしまう。 ちなみに魅力が全ユニーククラス中ワースト四位。序盤は買い物に苦労するかもしれない。 ペットは自分で召喚して捕まえてもいいので秩序勢力以外はこの方法で手に入れると安全 - 名無しさん 2016-06-29 21 38 54 そんなに嫌われてるか?と思ったけどさとりの上にいるのが天邪鬼と厄神様なら納得 - 名無しさん 2016-06-30 15 09 56 レベル30-40の間は5色ブレス(万色ドラゴン系)やウォーター・ボール(龍の子)あたりで凌ぐのがいい感じ。術師系にしてはHDが14とそこそこあるので前者はダメージを増やしやすいし、後者は朦朧付きの遠隔攻撃なので言わずもがな - 名無しさん (2019-02-11 01 05 13) 鬼神長は神格召喚を使って呼び出そう。流石に野良の鬼神長を捕まえようとするのは骨が折れる… - 名無しさん (2023-09-19 23 57 57) 名前
https://w.atwiki.jp/athome/pages/139.html
まさ 自己紹介 所属 担当 スレ情報 [H2] ながみに歩み寄ってるまさには正直失望してる [13] まさくんとさらはいいかんけい
https://w.atwiki.jp/katayama/pages/104.html
闇絵さんと黒い服 作者 2スレ550 投下スレ 2スレ レス番 606-609 備考 紅 小ネタ 606 闇絵さんと黒い服 1/4 sage 2008/01/05(土) 23 17 54 ID v+/ztT6d その日、いつものように帰宅の挨拶を樹上の闇絵とかわし、自室に戻ろうとした真九郎は、ふと足を止めて振り返った。なんとはなしに覚えた違和感の正体に、遅まきながら気付いたからだった。 「闇絵さん。今日は、ちょっと恰好が違いますね」 声をかけてみたのだが、闇絵は空を眺めてタバコをくゆらせる姿勢を崩さなかったので、もしかすると耳に届かなかったのかもしれないと思った真九郎が再び踵を返しかけた時、 「ふむ。これくらいだと気付くのだな。なかなか面白い」 するりと聴覚に忍び込んできた呟きに振り向いた真九郎を見下ろす闇絵は、確かにいつもと違って、黒いブラウスの上に黒いショート丈のボレロカーディガンを重ね着していた。 「はあ…まあ…」 いつものことながら、闇絵のセリフの含意がつかめず、真九郎は曖昧なあいづちを打つ。そういえば、今まであまり気にとめたことはなかったのだが、ひょっとして。 「ひょっとして少年。今まで、わたしがいつも同じ服を着ているなどと思っていたのではあるまいな」 「えっ…いやーそのー…」 なんだか得体の知れないプレッシャーを感じて、目が泳ぐ。手に冷たい汗が湧く。闇絵はさらに真九郎を追い込むように、 「そして今、わたしが実は日によって微妙に違う装いだったのに、全然気付かなかったのではないかなどと不安になっているのではあるまいな」 「あー…えーとですね…」 「少年。女性には、他人がやたらと触れてはならない神秘というものがあってな。男というのは、それに敬意を払うことで、かろうじて生存を許されることになっている。これもまあ、そういった類のことではある」 「はあ…」 どうやら放免してもらえるのか、と思いきや、 「だが、それでも敢えて問うことにしよう。いったい君はどちらだと思うのかな。いつも同じ服なのか、それとも違うのか。うむ。これは実に興味深い設問だ。少年が隣人としてどれだけわたしのことを気に掛けてくれているかを理解するのに、極めて有用な問いと言える」 「いやいきなりそう言われましても…」 そも五月雨荘は隣人付き合いを大切にするような場所じゃない筈ではとか、いつも黒づくめなんだから服のディテールまで気付く訳ないでしょとか、どっちにせよクローゼットは似たような黒い服で一杯なんでしょうがそういえば洗濯してるの見たことないですねとか。 いろいろな考えは頭をよぎったのだが、そのどれもが口にすると自分の命を縮めそうな気がして、真九郎は、ここは素直に頭を下げておくことにした。 「えー……分かりません。すみません」 「ふむ。正直さと潔さは美徳だが、時として人をがっかりした気分にもさせるものだな」 607 闇絵さんと黒い服 2/4 sage 2008/01/05(土) 23 19 06 ID v+/ztT6d その闇絵のセリフを耳にした真九郎は、やっぱり人をいじってるだけだったんだな早めに白旗を掲げておいて良かった、と内心冷や汗を流しながら、なんとか話題を変える術を探す。そしてようやく思いついたのが、 「それにしても、闇絵さん。黒が本当に好きですよね」 闇絵はかるい微笑を浮かべたままで、その膝の上ではダビデが大きな欠伸をしてみせる。どちらも真九郎の思惑など全てお見通しというかのようだったが、めげずに続けてみた。 「何でしたっけ、いつだったか話してくれた…黒は女性の美しさを際立たせる、でしたっけ」 「そんなことを言ったかな」 「はあ、確か。まあ、闇絵さんを見てると分からないでもないですけど」 この場を切り抜けるためのお世辞も入ってはいるが、まずは偽らざる実感だった。闇絵の青白い美貌も神秘的な立ち居振る舞いも、その黒衣があってこそ一層映えることに、真九郎としても疑問をはさむつもりはない。 だが闇絵は、さも当たり前のことを言われたかのように、いたってつまらなさそうな口調で、 「少年。なかなか洒落た物言いを身に付けたものではないか」 「…すみません」 やはり、真九郎ふぜいが一筋縄でかなう相手ではなかった。しおたれる真九郎がさすがに哀れになったのか、 「たしかに、わたしを見てそう言いたくなる気持ちは分からないではないがね」 慰めなのか自慢なのか、今ひとつ微妙なフォローが入ったりはした。 「はあ…」 「ただ、黒というのはずっと身に着けているには怖い色だよ。よほど本人が勝らねば、服に喰われてしまって、単に陰々滅々となるだけだからな。わたしにしたって、物心ついてこの方黒以外を着たことなどないが、それでもいまだに日々これ精進といったところさ」 「そんなもんですか…」 女性というのも、なかなかに大変なものだと素直に感心する。闇絵と黒服というのは、真九郎にとってみれば自然極まりない取り合わせで、それ以外の姿など想像もできない。おそらく、産着も(闇絵に赤ん坊の頃があったとしての話だが)黒だったに違いない。 ただ、闇絵のセリフを受けてあらためて考えてみると、ちょっとした疑問は生じた。 「…でも、ほんとにずっと黒ばかりで、たまには飽きたりしませんか」 闇絵はまじまじと真九郎を見た。まるで、そこに火星人がいることに今気付いたとでも言いたげに。 「…ふむ。少年。君はときどき、大変面白いことを言うな。飽きる、か。考えてみたこともなかったよ」 「いやですから、あの、それほど深い意味はですね」 また何かやらかしてしまったかと慌てる真九郎に構わず、闇絵は真面目くさった表情で続ける。 「人間というものは、大体において、かくあるべしとか、かくありたいとか、かくあらざるをえないとか、そういったことで生きていくものだ。それが、自分が自分であることに飽きる、か。なるほど。たしかに、そういう単純な選択肢もあるのかもしれないな」 「え、ええと…」 「いや、思った以上に有益な会話だったよ。ありがとう、少年」 そう言うなり、闇絵は再び、空に視線を戻してしまう。真九郎がそこにいることなどすっぱり忘れ去ってしまった様子とあっては、真九郎も首をひねりながら、自室へ引き上げざるを得なかった。 608 闇絵さんと黒い服 3/4 sage 2008/01/05(土) 23 20 22 ID v+/ztT6d その翌日のこと。 帰り際にたまたま環といっしょになり、買い物袋の中身を詳しくチェックされながら五月雨荘に戻ってきた真九郎は、門の側の大木の上に見慣れた姿を認めて、いつものようにポケットからタバコを取り出した。 木の上からすとんと降りてきたダビデにタバコをくわえさせてやると、身軽に闇絵のところに戻る。闇絵はダビデから箱を受け取って一本を取り出し、どこからともなく取り出したマッチで火を付け、どこへともなくマッチをしまい、ふかぶかと一服した。 何もかもが、いつもどおりの光景だった。 それなのに、真九郎も環も、その場に根が生えたようになって、闇絵を凝視したまま動けない。 「どうしたのかな。二人とも。わたしがタバコを吸うのがそんなに珍しいかね」 ややあってから、闇絵が多少うっとうしげな口調で訊いた。真九郎と環は顔を見合わせ、しばらく視線だけで美しい譲り合いの精神を競い合った結果、真九郎がおずおずと口を開く。 「あの…その袖口」 「ああ。これかね。昨日、君と話したことを少し実践してみただけだよ。何か?」 「い、いえ…」 訊きたいことは山ほどあったが、それを尋ねると心にも体にも優しくない結果が訪れるような気がして、真九郎は口をつぐんだ。環も、じつに珍しく一言も発しない。 その二人の視線の先で、闇絵がタバコを持つ手の袖口に僅かにのぞく純白のレースは、深い闇の中に差し込んだ一筋の陽光のように、どんな豪奢な装いよりも鮮烈な印象をもって、見る者を惹き付けてやまなかった。 よく考えればそんなに大したことではないはずなのに、なぜこれほどまでに驚きと魅惑を覚えねばならないのか、真九郎には分からない。分からないまま、闇絵の手が優雅にタバコを扱う様から、ただ目を離せない。 「…ふーん」 だから、後ろで何やら考え込んでいる環にも、真九郎は気付かない。 さらに、その翌日の午後のこと。 「ただいまっ真九郎くんっ」 「…ええとどちらさまでしょう」 「んふふふふー分かんないかなーあたしだよあたしっ」 「って…ええっ…た環さん? どどどうしたんですその服は髪型は化粧は」 「いやー最近ちょっと出遅れ気味だから、そろそろ真九郎くんにあたしの真の魅力を見せつけとかないとなー、なんて。どう? このスタイルに美貌、めったにない掘り出し物ですよ旦那っ。今なら先着一名様に漏れなく進呈しちゃおうかなっ」 「はあ…これは見違えますね。美人なのは元から知ってましたけど…っていうかそんなに小綺麗にできるなら普段からしといてくださいよ」 「…えー、そんだけえ? 他になんか言うことないのー?」 「いやそんなに露出が多くて寒くないのかなってああもしかしてホステスのバイトとか始めたんですかええとなんですか何で目が笑ってないんですか何で人の頭を小脇に抱えるんですか何で俺の頭蓋骨がめりめりいってるんですかちょっと待ってうわあああっ」 「真九郎くーん。可愛さ余って憎さ百倍って、知ってるかなー?」 609 闇絵さんと黒い服 4/4 sage 2008/01/05(土) 23 21 33 ID v+/ztT6d とまあ、そんな風に、いつだって、女性というのは男どもの度肝を抜くことに長けてはいるのだ。闇絵と環には限らない。 九鳳院家の末娘ときたら、車の中で真っ赤なパーティードレスに着替えながら、いつもと違って赤いパンツを取り出すように真九郎に命じたり。「しし真九郎の趣味は知っているが、たたたまには意外性で攻めるのも有効だと環が言うのでなっ、たた他意はないっ」とか。 あのエロ大学生いつかシメてやると思いながら「まあ…たまにはいいんじゃないか」などと言ってみたら、どういうわけだか、相手はふにゃあとだらしなく笑み崩れるし、バックミラーで跳ね返って突き刺さってくる隻眼の運転手の視線はやたらと痛いし。 崩月家の長女ときたら、稽古に訪れた真九郎の前に、髪を結い上げた割烹着姿で現れたり。「ええと巫女さんはやりましたしFAとかナースは狙いすぎみたいで本当はメイドも捨て難いんですけどやっぱり控えめな方が殿方には好まれるかとあのういかがですか?」とか。 どうでもいいけどその恰好で稽古するのかと思いながら「あー…良妻賢母っぽいね」などと言ってみたら、うっとりと昇天した表情で暫く自失するし、我に返ったかと思うと「ええと襟足の後れ毛なんかに凝ってみたんですけどムラムラします?」と畳みかけてくるし。 村上家の一人娘ときたら、崩月家でそんなことがあったと話したところ、「…やらしい」と睨み付けてきたり。いやさ、それはいつもどおりのことだったのだが、その翌朝、なんだかいつもと違う雰囲気を漂わせていたり。 それが何に起因するものなのか、午前中一杯頭を悩ませた挙げ句、昼休みの新聞部部室で相手が何故かやけ食い気味に三つ目のアンパンにかぶりつく口元を見てようやく頓悟し、「リップ付けてんだな、珍しい。けっこう綺麗だな、それ」と言ってみたところ。 ごくナチュラルなピンクだが艶めいた光彩がなくもなく、道理で少しあでやかに見えたはずだと思いながらの素直な感想だったのに、相手は素っ気なく「冬は乾燥するからね。にしても相変わらずぼんやりしてるわねこのバカ」と罵ってくるし。 さらに、「ごめん。今まで荒れ性とは知らなくてさ。そのうちにハンドクリームでも買ってやるよ」とフォローのつもりで言ってみたら、一瞬何かを言いかけて結局口を食いしばり、おそろしげなくらい無表情になってじっとり睨み付けてくるし。 本当に、女性が唐突に何をしでかすかなんて、愚かな男には予測もつかないものなのだった。これもきっと女性の神秘というものなんだろう、と、真九郎などでは棚上げしておかざるをえないくらいに。 .
https://w.atwiki.jp/yoshitomi1113/pages/35.html
「おちけん」(おちけん) 川島よしおによる漫画本。 2009年双葉社。 落語研究会に所属する女子大生3人の話。 明らかに「けいおん!」のパクリと思われるが、 ニコマス制作のバイブル。 加藤さん萌え。
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/1543.html
side.N 辺りになんの音もなくなって気が付いた。 今まで聴こえていた音楽も、グラスを洗うシンクの音も、忙しなく動く足音もなにもかも。 なにごとかと思って顔を上げれば、なんのことはない。 とっくに営業時間は終了してるってだけだった。 バー入口のガラスのドアにはOPENの文字のプレート。あれを来客に伝えるってことは、外からみたあのプレートは真逆の意味を示してるはず。 仕事を全て終えたのであろうバーテンダーが、バーカウンターの端っこに行儀良く立っていた。 「あ、ごめんなさい」 「いえ……」 「おいくらですか」 「お代は結構です」 「え、いや。払います」 「お連れ様から、もう頂戴致しましたので」 ああ。あ〜ちゃんか。 随分似合わないことしていったな。 彼女は帰り際、どんな顔をしていたんだろうか。 どんな気持ちで此処に来て、どんな気持ちであたしと会話していたんだろう。 恐かったから、顔はあまり合わせなかった。 彼女の表情を見るのも、あたしの表情を見せるのも、ひどく恐ろしく感じた。 「長々居座っちゃって、すいませんでした」 「いえ、是非またお越し下さい」 優しさを伝える為の、良く作られた笑顔。 内心迷惑な客だと思ってようが、客には決して見せないその表情は、とても大人に見えて羨ましかった。 「今日は、これで?」 「ええ」 後から振り返れば、どうかしてると思うかな。 どうにかなりそうな思考をぶち壊して、めちゃくちゃにして欲しいのか。 誰もいないベッドで一人眠るのが嫌なのか。 無理矢理忘れなきゃと焦っているのか。 いずれにせよ誰かの温もりが欲しい時、一番都合が良いのは素性も知らない赤の他人。 余計な詮索もなければ、自分の心に気付かれることもない。 その瞬間のあたしが、その人にとっての全てだから。「あの、よければこの後、私がお相手しましょうか」 それを聞いたバーテンダーが、ゆっくりと視線をこちらに寄越した。 そして、それは嬉しいと微笑みながら、着ていたベストのボタンを、ひとつ外した。 side.A 明るくなった街を歩く。 それまで時間を潰したと言えばそうだけど、とっくに始発も出ている。 新たな今日を生きる人達が、足早にあたしを追い越して行く。 夜も遅ければ、朝も早い。忙しい街だな、東京って街は。 眠りについていなければ、お風呂にだって入ってない。それどころか昨日着ていた服のまま。こんなんじゃ、違う一日だなんてあたしは思えない。 リセットが行われていない今のあたしは、昨日の延長を歩く。 周りの人達とは、違う時間を感じながら。 大半が今から出社するんであろう人の山に紛れて電車に乗る。 身動きもとれずに運ばれる。タクシーにすれば良かったと後悔した。 汗をかいたわけでもないのに、ずっと同じ服を着ているというだけで、気持ち悪かった。 あたしの体に四方からぶつかる人に、申し訳なく思った。 きっとみんな、顔を洗って、歯を磨いて、洗い立てのシャツに袖を通して出てきたんだろう。 それでもどこか、憂鬱そうな顔をしてるところは、多分あたしと一緒だ。 目的の駅からは、ひたすら歩いた。 あまり早くに着いてしまっても困るから。 彼女の住むマンションも程近くなった頃、コンビニに寄り飲み物と食べ物とアイスを買った。 彼女の為じゃない。 あたしの為だ。 つまらない理由付けでもしないと、とてもチャイムを押せそうにない。 買ってしまえば後戻りはできないとあたしは、仕事に向かうさっきまで沢山いた人達の様に足早に歩を進めた。 見えてくる建物。 あの建物の一室に彼女がいるんだと漠然と考えると、なんだか不思議な気分になった。 こんな気持ちで此処を訪ねたことは今までない。 いつもは大概、楽しみだったり嬉しかったりしてたから。 エレベーターに乗って緊張したことも、勿論ない。 部屋の前で立ち竦んだことだってない。 いつだって、着くなり一目散にチャイムを鳴らしてたから。 深呼吸すると、右手にぶら下げた白いビニール袋がガサガサ鳴った。 そうかそうか。 急がないとアイスが溶けてしまうんだった。 空いた左手で、今まで何度も押したチャイムを、いつもの様に押した。 それは勿論、いつもと同じ音を奏でた。 side.N 「もう仕事は御仕舞いだから」 「え?」 「無礼講で良い?」 「あぁ、はい」 慣れた手付きでベストをハンガーに掛け、チェストに仕舞う。 チェストの中には、同じデザインのものが何着も並んでいた。着たものと洗ってあるものの区別をどうつけているのか、些か疑問だ。 「なにか飲む?」 「いえ、あたしはもう」 さっきまでとは顕かに違う手付きで、シェイカーを振る。さっきまでがラッコの貝割りなら、今のは貯金箱を振る小学生だ。 片手でぶっきらぼうに、見るからに適当に。 「モテるんだね」 「……はい?」 「さっきから随分色んな人に声かけられてた」 「ああ……」 なんとも思ってない人に声をかけられても、困るだけだ。 大体があたしの外見をみて声をかけてくる。 がっかりするから、やめておいた方が良い。 あたしなんかとどうこうしても、きっとつまらないだけだ。 「君の隣に座っていたのは、恋人?」 「いえ、違います」 「西脇綾香さんだよね? 実際には初めてみたけど」 「あぁ……はい」 「今の君と同じ顔してた」 視線をやると、穏やかに微笑んでいた。 なんか、全部わかってます。僕は大人ですとでも言わんばかりの余裕が気に入らない。 そんなあたしの様子にも、気付いているのかいないのか、あたしの前にホットココアを差し出してきた。 なんだかとっても子供扱いだな、こりゃ。 「サービスだから」 「はぁ……頂きます」 ん、甘いや。 お酒なんかよりよっぽどおいしい。 「なんで別れたの?」 「え?」 「ごめん。盗み聞きした」 ああ。そりゃそうか。 そんな言い方しなくたって良いのに。 カウンターで話してれば、嫌でも聞こえてしまうだろう。 なんで別れたの? 辛くなったから。 一緒にいてもあたしには何もしてあげられないから。 意味もない行為が虚しかったから。 「あたしが愛しても、ダメなんです。彼女を満たしてあげられない」 だから、別れた。 今だって好きだけど、その方が彼女の為だから。 飲み終えたカップをカウンターに置くと、即座に腕が伸びてきて、シンクに水が流れた。 「時間が経つと、こびりついて取れにくくなる。だから飲み終わったグラスやカップはさっさと洗うんだ」 シンクでカップを洗いながら、彼は言った。 そんなもんかねぇ。 そう言えば、カレー食べ終わった後のお皿とか、お母さんよく水に浸けてたっけな。 「自分が決めることじゃないのにね」 「え?」 「いや、ひとりごと」 いつの間にそんなことしたのか、店内には小さく音楽が流れていた。 甘くて切ない、のびやかな女性ヴォーカル。 洋楽かな。そしてきっと少し古い曲。そう聴こえる。 あたしは知らない、でもきっとこの人は知っている。 〜続く〜
https://w.atwiki.jp/aopen4/pages/308.html
打撃重視 順 守備 名前 1 中 おおちま 2 遊 あまき 3 三 ルアー 4 左 わな 5 二 もれの 6 右 ひだだ 7 一 ガッツ 8 捕 しげしげ 守備重視 順 守備 名前 1 一 ルアー 2 中 おおちま 3 三 もれの 4 左 わな 5 右 ひだだ 6 二 あまき 7 捕 しげしげ 8 遊 いどば